クアトロBのフェラーリ308向上委員会

古臭いと言われる308も良く見れば素晴らしい!

2019年02月


アルファロメオ147 Ti 2.0 エンジン載せ替え作業3日目・・・

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2017年11月26日(日) 朝の風景・・
手前がブローした元のエンジンで奥が購入した中古エンジン
Tベル等更新パーツは昨日のうちに交換完了しております
ちなみに単体エンジンは廃タイヤに載せておけば
意外に安定してオイルパンを傷める事もありません




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この日もKN君が手伝いに来てくれました
まずはLSDを組み込んだミッションを取り付け・・
ファンベルト(業者が吊り上げに使ったと思われます)が絡んだエキマニを外しました。



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ガッコンガッコン言わせながらスペアエンジンをボンネットに収めて行きま・・・



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画像見て分かる通り、スペース的に結構キチキチ・・
左はギアボックスの先端、右はファンベルトのプーリーが
フレームをゴリゴリ擦っても尚、車体側に残ってるエアコンの配管、シフトリンケージ、その他いろいろ・・・千切れるかと思うほど引っ掛かる引っ掛かる
悪戦苦闘の末なんとかエンジンはフレーム内にハマりましたがここまでは序の口

チェーンブロックで吊っただけのエンジンは上下調整は出来るもののマウントのボルト穴とフレーム側の位置や角度を合わせる事が超難しくエンジンを揺らしたり下からジャッキで角度を変えたり・・・奇跡を祈りながらの作業を数時間・・・

どっぷり日も暮れた頃にようやくエンジン設置完了
慌てて補器類を取り付け始動テストまで辿り着いたのが22時過ぎ
翌日は仕事で焦る気持ちに追い打ちをかけるように2つのトラブル発覚

1つはエンジンが思ったように吹けない
そして、シフトレバー1~2速側が何かに引っ掛かる感じで入らない

3日間でエンジン載せ替えて大阪に帰るつもりがここで時間切れ・・
諦めて後片付けをして23時に解散。
後半は必死過ぎて写真もなく、胸にモヤモヤを残したまま帰路に。
とりあえず形にはなったものの、この先どうするか

  ・・・つづく?










前回、作業初日は2017年11月23日(木)勤労感謝の日、
長男君、翌24日(金)は出勤日のため大阪へ帰り


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2017年11月25日(土) 
岐阜~大阪を連日往復のため
ちょっと遅めの10時過ぎより作業2日目の始まりです




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この日のメニューはスペアエンジンのタイベル&テンショナー交換と
ミッションの換装~上手くいけば積み込みも・・・と思いきや、彼
「せっかくミッションを外すのでLSDを組む
と言う事で・・・




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職場から持ち帰った工具を広げて・・・
(因みにコーンズではSST以外はすべて自前で揃えるんです)




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整備書や部品図もなくミッションの分解が始まりました
デフは一番奥(下)にあるそうで・・・


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ネットの画像でしか見た事のない光景・・・こっちは不安しかありません



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ミッションの構造はどんな車でも同じようなものらしく
時折解説を交えながらガンガンバラシていきます



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ほぼほぼバラバラになりました・・・
時折写真を撮ってはおりましたが元に戻るんでしょうか




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高校時代の友達KN君がお手伝いに来てくれました
手にしているのはデフですがLSDの換装には油圧プレスが要るみたい。
さすがにそれは持ってないので近所で2コ上の先輩にヘルプ
先輩は自身も全日本ジムカーナに参戦するスーパー整備士で
即答で作業のアドバイスを快諾してくれたのでスグに子供達を行かせました
待つこと小一時間、ニコニコで子供達は帰ってきました

ここでボクに所用が出来て戦線?離脱
大事な組み戻し作業の画像がありません。
現場に戻った時にはとりあえず無事?元の形にはなってました・・。

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スペアエンジンの更新部品・・・4万円弱の追加投資です(T_T)



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すでに辺りは暗くなってきたので工場の中に場所を移して
今度はスペアエンジン側の作業です。
順序や詳細は忘れましたが・・カムカバーを外して
プラグホールからデジタルノギスを突っ込んでピストンの上死点?とやらを計測・・
アルファロメオのディーラーに就職した学友から借りたSSTでカムを固定して・・
Tベル&テンショナー&アイドラーを交換
カムカバーなど諸々を戻して2日目終了


つづく・・・












1年以上前のお話ですが、中古部品に関する補償云々への気配り?から
少し間をおいて今頃の報告です


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一昨年・・・2017年11月4日未明 ドコドコドコ・・・いつもと様子の違う排気音で
長男君のアルファロメオ147が大阪から帰ってきました。
聞くと、愛知に入った辺りで突然のパワーダウン・・少し?白煙が出てたので
オイル量に注意しながらなんとかウチまで辿り着いたとの事。

朝になりエンジンを掛けるもご近所に気を使うほどの白煙がモクモク
スグに主治医さんを呼んで各プラグの確認をすると・・・
どうやら一番左4番のシリンダーに火が入ってない様子。
ただ白煙の臭いは未燃焼ガスと言うよりはオイルの臭い。
「何処かが壊れてます

提案された対処方法としては4つ。
①廃車~買い替え
エンジンを降ろしてO/H
③中古エンジンに載せ替え
④リビルトエンジンに載せ替え


どの方法にしても数十万円の出費&直近の足が無い状態
とりあえずメリー号を代車に貸して大阪へ帰しました。




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最善で最安の方法を考える事3週間・・・
ウチには仕事用にゲート式のホイストがあります。
長男君はこの時、整備士1年生
専門学校でもイタリア研修でも就職先のコーンズでも
エンジン脱着のお手伝い経験があります

相談の結果・・・
今後のスキルアップのため少し投資してやる事にしました




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ヤフー 走行35,000キロの中古エンジン・・・落札前に廃車の原因を聞くと、
セレの不具合でエンジンに問題無し1ヶ月の保証付きとの事。
送料入れて9万円弱・・・最小限の出資です

ちなみに関東からの出荷ですが重量物なので西濃運輸の営業所止り
長男君の帰宅に合わせて軽トラで行ってリフトで積んでもらい作業に備えます。



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11月下旬の連休初日の午後
相変わらずの白煙を吹きながらウチから工場へ移動してきました




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ゲートを屋外に運び出し、ガツン!ガツン!と動く電動ホイストを
滑らかに上下する手動のチェーンブロックに替えて軽トラから台車に移します。




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いよいよ午後2時過ぎより作業開始
結構慣れた手つきでサクサクと補器類やケーブルを外していきます。
しか~し、主治医さんからも忠告されましたがFF車は普通リフトアップして
ミッションを切ってからエンジンは下に抜くのが一般的だそうで、
リフトが無い環境でミッション付きのまま上に吊るのは未知の世界・・。
と言われただけあって、あっちこち引っ掛かり二人で四苦八苦




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夜の7時30分 
フレームをズリズリ擦りながらようやくエンジンが抜けました



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エンジンが抜けて軽くなった車両を後ろに移動してホッと一息
一日目の作業終了です



つづく・・・


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